見直す動き、きてる?メラド、実はライブで有能説

Aqours
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メットライフドーム(西武ドーム)でのライブといえば…

「ドームとは名ばかりで屋外」「夏は暑く冬は寒い」「首都圏なのに交通が不便」「雨が吹き込む」「飲食店が少ない」

…などといったライブ会場としては短所が多い会場のイメージがどうしても強い。

しかしコロナ禍となった今、状況が一変した。特にライブイベントに関しては観客数の制限はもとより、声援を送れなかったりとコロナ前の従来とは全く別物の状態にまでなってしまった。

そんな中、2021年5月8日・9日に虹ヶ咲3rdライブが開催された。そのライブを経て、Twitter上ではこんな声が聞かれた。

従来の欠点であった「半分屋外のような構造」「特有の交通事情」が、むしろ強みとなっているようだ。

今回は、この変化について紐解いていこう。

屋外のような構造が換気面で優秀

元々屋外球場だった

西武球場は屋外球場として開場したが、設計の段階で屋根を付けることを想定していた。

西武ドーム – Wikipedia

暑さが厳しいことから、他の全天候型のドームと異なり、夏場にはデーゲームの開催をしていない。

西武ドーム – Wikipedia

元々屋外の球場で、後々屋根を取り付けたような構造をしているため、ドーム球場にも関わらず雨風が中に入り込むのである。そして構造上完全な屋内ではないので、夏は暑く冬は寒い。夏場に野球のデーゲームを開催しないということは、夏場のライブも熱中症の危険性があることを理解しておく必要がある。これはコロナ後も変わらないし、マスクが必須になった今となっては、この点については一層注意しなければならない。

コロナで見直された「半屋外構造」

コロナ禍となった今、半分屋外のような構造が、換気の面ではかなり優秀な構造となったのである。

厚生労働省の商業施設等における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気についてにおいてはビル管理法に定められている一人あたり 30㎥/hの換気量で「換気の悪い空間」を避けられるが、毎時2回の室内換気(一人あたり 48㎥/h)を実施することがより望ましい・・・とある。しかし、メットライフドームはスタンドと屋根の間の隙間のおかげで毎時2回どころかリアルタイム換気なのだ。

換気の面では、「ニューノーマルなドーム」と表現する記事すらあるくらいだ。

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人数制限で交通事情も改善

終演後の混雑は…?

メットライフドームの欠点のひとつでもある交通事情。とくに帰りの混雑への不満が大きく聞かれ、当ブログにおいても混雑の回避方法を紹介している。

メットライフドームでのライブ帰りの混雑回避方法をまとめてみた
メットライフドーム(西武ドーム・以下「メラド」と略する)って、結構いろいろなジャンルの音楽ライブやるよね!僕もラブライブ!サンシャイン!!のライブで何度か行ったことがある。周辺の環境が穏やかでライブに無関係な方が周辺を殆ど出歩いて...

正直、交通事情の良くない場所だが、コロナ禍での収容人数制限を経て、状況が変わったようだ。

交通機関が西武線しかないことからライブ終演後に混雑が集中するのだが、収容人数制限により人が減った事から終演後の駅周辺に驚きを隠せない方が多くみられた。西武線の臨時列車の本数も従来ほどでないものの、電車1編成の収容能力が下がった訳ではない為、結果的に空いているように感じられたと思われる。

「減便」は部分的なものだった

朝および日中時間帯については、現行ダイヤから概ね変更はありません(初電車の繰り下げも実施しません)。

3.13ダイヤ改正のご案内 :西武鉄道Webサイト

2021年3月13日に実施されたJRグループ・各私鉄線でのダイヤ改正においては、終電繰り上げ減便の実施などがあり、一部路線では混雑に拍車がかかっている所もある。加えて朝の通勤時間帯の減便(注:5/6の混雑が酷かった為7日は中止となった)があったが、実は報道にあるのはごく一部の時間帯が対象だ。東急田園都市線などの例外を除けば、2020年以前とさほどダイヤは変更されていない。

西武線においては、終電時刻の繰り上げ幅がやや大きかったが、終電までの時間帯の本数自体はほぼ変わっていない。臨時電車こそ本数が少なかったようだが、普段から走る電車の本数は2019年6月のAqours5thライブの時と同等であり、東京都の緊急事態宣言により夜間時間帯の都心方向の利用者減少もあって、実質的な電車のキャパシティーは大きく変わらない中、収容人数減・都心方向への利用者減が合わさり、想定以上に余裕が確保出来たから結果的に空いていたのではないだろうか。

まとめ

暑い寒いや雨の吹き込みといった点への状況は変わりがないが、コロナを経て、無限に換気が出来るから安心してライブや野球が楽しめるのは注目に値する。ワクチンの接種は遅いし、仮に接種しても完全にマスク無しで大声で声援を送ってもよい、となるまでにはかなりの時間が要するだろう。そうなれば、コロナが完全収束するまで何年も待つというより、コロナ対策万全の環境下でライブを楽しむという方が摂理にかなっている。

見えない敵にいつまでも翻弄されていけない。人間は数万年かけて進化し続けているのだから。

我々が今後も音楽ライブを楽しみ続けるために、新たな環境に適合し、進化するタイミングが到来したのだろう。

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